タイ・ホットストック＝ＫＧＩがアマタ<AMAT.BK>の株価目標を引き下げ

　［２１日　ロイター］　２１日午前のバンコク株式市場の株価は続伸している。ＳＥＴ指数<.SETI>は、０４３０ＧＭＴ（日本時間午後１時半）時点で、前日終値比０．２０％高の１２３１．４７ポイント。

　以下の銘柄が注目されている。

　◎ＫＧＩセキュリティーズは、工業団地デベロッパーのアマタ・コーポレーションの今年上半期の収益が予想を下回ったことを背景に、同社の株価目標を２０バーツから１９バーツに引き下げた。格付けは「アウトパフォーム」に据え置いた。

　アマタの株価は０３０４ＧＭＴ（日本時間午後０時０４分）時点で１．８％高の１７バーツを付けた。同社の年初来上昇率は３４．９％で、ＳＥＴ指数の同１９．８％を上回っている。

　ＫＧＩは、アマタの上半期収益３億８９００万バーツ（１２３４万ドル）について、ＫＧＩ予想の２５％だったとした。その上で、今年の収益見通しを４．７％引き下げ、１４億５０００万バーツとした。ＫＧＩは、下半期にはアマタの収益改善が見込まれるとしている。

　ＫＧＩはリポートで「昨日のアマタの経営陣によるアナリストへの説明で、今年下半期は前向きの見通しであることが確認された。ただし、中国の景気減速とユーロ圏危機に対する懸念があるため、販売の勢いは以前に比べ弱めだ」と指摘した。