東洋ゴム工業は28日、タイで自動車用防振ゴムの販売を2012年11月より開始すると発表した。
同社自動車部品事業の中核商品である自動車用防振ゴムは、国内3拠点のほか、北米をはじめ海外4か国に生産拠点を配し、自動車メーカーのニーズに対応してきた。
近年、アジアでの自動車市場の拡大に伴い、自動車メーカーはアジアでの生産台数を拡大。特にタイは今後も生産台数の大きな伸びが見込まれており、今回、同国における供給体制を整え、トーヨー ラバー ケミカル プロダクツ(TCT)で、自動車用防振ゴムの販売を開始。成長市場に対する戦略的な事業拡大を図り、ダイバーテック事業セグメントにおけるさらなる収益性の向上をめざす。