【銘柄診断】住江織物は3段下げを完結、戻り相場へ切り替わりのタイミングに

2012年6月11日 21:26

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  住江織物 <3501> は3月23日の188円高値から調整に入っていたが、6月4日の130円で大底入れのニュアンスだ。チャートは典型的な3段下げパターンを完結しているほか、配当利回り3.5%、PBR0.5倍などの投資指標も割安圏入りを示唆している。

  前2012年5月期は営業利益13億円と前々期比9%増益が見込まれている。ただ、それも第1四半期に営業利益4億6600万円の損失を計上した上でのもの。そうしたハンデがなくなるだけでも今2013年5月期は連続増益の可能性が強そう。

  ホットカーペットが省エネ商品として需要が急増したため利益面では大きな貢献を果たしている。また、車両向けカーペットはタイの洪水の影響を受け一時的なダウンに見舞われたが、ここへきては順調な回復を見せている。

  二段下げ後の戻り高値145円を更新すると、戻り足に拍車がかかる場面が見られそう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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