タイ総選挙は早くて2016年8月に、新憲法めぐる国民投票で後ずれ
ロイター編集
[バンコク 19日 ロイター] - タイ軍事政権は、新憲法を国民投票にかけ、その後に民政復帰に向けた総選挙を早ければ2016年8月に予定していることが分かった。
プラユット首相は「内閣は、国民投票を実施するには暫定憲法に修正を加える必要があるとの考えで合意した」と表明。「投票の実施には3カ月かかり、ロードマップ(工程表)に影響が出るだろう」と述べた。
一方でクルアガム副首相は、総選挙について「来年1月に国民投票を行わなければならないとすると、さまざまな法律を改正するのに3―4カ月は必要だ。その後、90日以内に総選挙を行う」と表明。「早くて来年8月か9月になるだろう」と述べた。
政府は当初、総選挙を16年前半に予定していた。
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