バンコクモーターショー12にてフォードは新型『フォーカス』をASEAN市場に投入すると発表した。
新型フォーカスはバンコクから200kmほど離れたラヨーン工場で作られ、ASEAN地域にも輸出される。
新型フォーカスはミドルレンジの価格帯ながらハイテク装備を満載した。「SYNC」は純正オーディオと連携しケータイ電話やモバイルミュージックプレーヤーをUSB接続することで操作をボイスコントロールできる。「アクティブパークアシスト」は縦列駐車のハンドルさばきを車が自動的に行ってくれる。『アクティブシティストップ』は前車への追突を予防して自動でブレーキをかけてくれる。
フォード・アジア太平洋アフリカのジョー・ハインリヒ社長は「新型フォーカスはクオリティとグリーンに加えて、安全とスマートな装備をより安価に提供できた」と胸を張った。
タイでの価格は4ドアセダンが95万9000〜106万9000バーツ、5ドアハッチバックが96万9000〜107万9000バーツ。全車に2.0リットルのDuratec Ti-VCT GDiエンジンが組み合わされる。