【4月9日 AFP】タイ南部で8日、多数の観光客を乗せて航行中だった連絡船で火災が発生し、現地警察は9日、行方不明となっていた12歳のイスラエル人少女の遺体を船内で発見したと発表した。

 タイ南部地域を管轄する警察当局の幹部はAFPに対し「ダイバーが午前11時(日本時間同日午後1時)ごろ、連絡船の後部にあるトイレの中から少女の遺体を発見した」と明らかにした。亡くなった少女の家族はすでに遺体発見を知らされているという。

 アンダマン海(Andaman Sea)に面するリゾート地クラビ(Krabi)とプーケット(Phuket)島との間を航行する連絡船には当時、外国人旅行客100人以上が乗船していたが、この少女以外は全員が救出されていた。(c)AFP