タイ・ホットストック=タイオイル<TOP.BK>が1.75%高

 [バンコク 13日 ロイター] 週明け13日のバンコク株式市場は反発している。SET指数<.SETI>は0345GMT時点で、前営業日終値比0.35%高の1116.92となっている。
 以下の銘柄が注目を集めている。
 ◎石油精製最大手タイオイルが1.75%高の72.75バーツと6カ月ぶりの高値を付けた。同社は石油精製および石油化学部門の利益率が低迷したことや為替差損から4半期決算の純利益が48%減少したが、予想は上回った。同社は2バーツの配当も発表した。
 ◎ツナ缶メーカーのタイ・ユニオン・フローズン・プロダクツは3%近く下落し、67バーツと約1週間ぶりの安値を付けた。同社のエビ加工工場で11日に火災が発生したが、すぐに鎮火した。
 カシコーン証券は「タイ・ユニオン・フローズンは火災被害や事業に支障が生じた際に備えて保険に入っており、火災による影響は限定的」と指摘。同社株の「買い」推奨を維持し、適正株価は80バーツとした。
 タイ・ユニオン・フローズン・プロダクツの株価は、0349GMT時点で1.45%安の68バーツ。

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