ホンダ、震災後初めて国内生産がプラスでもタイ洪水で海外生産減…10月実績

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ホンダが発表した10月の四輪車生産・販売・輸出実績によると、世界生産は前年同月比3.6%増の31万6458台と9か月ぶりに前年を上回った。

国内生産が同18.3%増の9万5051台と11か月ぶりに前年を上回った。東日本大震災後、初めてホンダの国内生産が前年を上回った。部品不足が回復して、これまでの減産分をカバーするため増産したことから大幅増となった。

海外生産は同1.6%減の22万1407台と、2か月ぶりにマイナスとなった。北米は同12.9%増、欧州も同13.8%増となったものの、タイの洪水の影響でアジアが同15.6%減と落ち込んだため。

国内販売は同23.6%増の4万6654台と大幅プラスとなった。前年同月がエコカー補助金制度が終了後の反動減で台数レベルが低かったため。

輸出は同41.2%増の3万1989台と8か月ぶりに前年を上回った。北米向けが同68.1%増と急増、欧州向けも同6.3%増と堅調だった。

《レスポンス編集部》

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