王宮前広場「サナムルアン」(Rajadamnern Road)に9月24日、付近の警備活動を行う騎馬警察隊が登場し、同広場のシンボルとして早くもバンコク市民や観光客の間で人気を集めている。
エメラルド寺院や王宮を望む広大な敷地の面積は約12万平方メートル。昨年2月から植栽やベンチ、水道など公園として再整備を開始して今年8月、美しい芝生が広がる新しい憩いの場としてリニューアルオープンした。
付近にはCCDカメラも設置しセキュリティー対策を行うが、常時2人の騎馬警察官が園内を巡回し警備活動に当たっている。観光客に道案内したり、記念撮影にも応じたりするなどのサービスも行う。王室の伝統行事には増員を図り対応するという。
同地区を管轄するバンコク都市警察プラナ事務所のスワポーン所長は「市民や観光客の皆さんに安心して広場を利用してもらえるよう務めたい。観光促進にも一役買えるように指導している。気さくに声を掛けてほしい」と話す。
開園時間は5時~22時。