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会計検査院ビル崩落事故 法務省特別捜査局が建設にかかわった技師の聞き取りへ

3月28日にミャンマーで発生した地震の影響でバンコクで建設中の会計検査院ビルが数秒で完全に崩落した事故について、タイ法務省特別捜査局(DSI)は4月29日にも建設にかかわった技師40人への聞き取りを開始する予定だ。

この聞き取りは、建設を請け負った中国系企業が外資規制を免れるために違法な名義貸しによりタイ企業として登録していた疑い、および工事落札で違法行為があったとされる疑いに対する捜査の一環とのことだ。DSIによれば、技師らが協力的であれば、4日で完了する見込みという。

チャチャート・バンコク都知事によれば、ビル崩落現場では現在も重機による瓦礫の撤去が続いているが、4月27日時点で作業員63人の死亡が確認されており、残る安否不明者は31人となっている。

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