タイのエアコン市場 三菱がけん引 シェア伸ばす中国勢 注目されるシャオミの参入
韓国家電メーカーLGによれば、タイのエアコン市場は今年、売上が前年比6%増の345億バーツあまりに達する見通しだ。中国メーカーがシェアを伸ばしているが、特にスマートフォンで知られたシャオミの参入が注目を集めている。
タイのエアコン市場を牽引している三菱は、同市場の売り上げが5%増の335億バーツ程度に成長すると予想。関係筋によれば、LGも三菱も今年の成長率を一桁と見込んでいるが、例年を上回る猛暑でエアコンがよく売れた昨年の成長率14%を大きく下回るものとなっている。
タイのエアコン市場におけるシェアは、30%を誇る三菱を筆頭とする日本勢が優勢だが、中国勢もシェアを年々拡大しつつあるとのことだ。