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　家計の債務問題は、依然として多くのタイ国民を苦しめている。経済の減速が続く中、短期間で現金化が可能な国民の流動資産は著しく低下。国家経済社会開発評議会（NESDC）のデータによると、2023年第3四半期のタイ国民の家計債務は、前年比同期3.3％増の16兆2000億バーツだった。

　タイラットの報道によると、家計債務の返済能力が低下しており、2023年第３四半期の商業銀行のデータによると、消費者の不良債権残高は、前四半期から7.9％増の1520億バーツに上ることが分かった。

　融資の種類別では、貸付総額に占める不良債権の割合は、住宅ローンが3.24％、クレジットカードローンは3.34％で、前四半期から増加した。自動車ローンも高レベルの状態で、前四半期（2.05％）から2.1％に上昇した。