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タイ通【 経済 】
投稿日時: 2023-09-21 13:02 2023-09-21 11:02

タグ: [ BYD ] [ 電気自動車(EV) ] [ WHAラヨーン36工業団地 ]

BYD、タイ初のEV生産工場 来年6月ラヨーン県で稼働

 中国の電気自動車(EV)大手BYDタイランドは20日、タイ東部ラヨーン県ニコムパッタナー郡にあるWHAラヨーン36工業団地で、同社のタイ初となるEV生産工場を建設し、来年6月に稼働すると明らかにした。

 プラチャーチャート・トゥラキットの報道によると、新工場で製造するのはコンパクトEV「ドルフィン」。タイ国内市場向けに加え、アセアンとヨーロッパ市場向けに年間15万台を製造する。販売が好調であれば、将来的にタイ第2工場への投資も検討する。

 BYDタイランドの販売代理店レバー・オートモーティブによると、タイ国内でのSUV「ATTO3」と「ドルフィン」の販売台数は、現時点で約2万台。年末までに4万台の販売を見込んでおり、5万台を達成したいとしている。

 「ドルフィン」の売れ行きは「ATTO3」より好調で、販売台数の6割を占めている。東北部ウドンターニー県で今月、充電中のBYD製EVが発火した問題については、「すぐに対応し、新車と交換した。売上げには影響していない」としている。
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