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　プラチャーチャート・トゥラキットの２日付報道によると、先の下院総選挙で第２党となったタイ貢献党は、第１党の前進党を連立から除外し、７政党で新政権発足を目指すと明らかにした。次期首相にはタイ貢献党のセーター・ダビシン氏を指名する予定。

　報道によると、タイ貢献党党首らは、党本部で前進党幹部と２時間以上に渡り会談。その後に発表された声明で、タイ貢献党は前進党の公約である刑法112条（不敬罪）の改正を支持せず、前進党は新政権に加わらないとした。

　下院選挙で第１党となった前進党は、第２党のタイ貢献党など７党と連立を組み、新政権の樹立を目指していた。7月13日の首相選挙では、前進党のピタ党首が立候補したが、上院議員らは前進党の公約である刑法112条の改正に反対。賛成票は上下両院で324票に留まり、就任に必要な過半数376票を集められなかった。

　前進党は対応策として、政権発足の主導権をタイ貢献党に引き継ぐことに合意。上下両院の理解を得ようとしたが、刑法112条の改正が障壁となり、支持を得られなかった。