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　パタヤ市警察は8日、タイ人男性（30）から、所有する商業ビルに外国人が不法侵入したと通報を受けた。男性がビルを放置していた５年間の間に、バーの営業や賃貸物件に使われていたという。タイラットが８日報じた。

　商業ビルは4階建て。中部チョンブリー県バーンラムン郡にある。正面に「ロック・スターズ・インディアン・ダンスクラブ」と看板が掲げられていたという。

　施錠されていたため裏口から建物内に入ったところ、１階はビアバーに改装されていた。2階から4階は日払いや月払いの賃貸部屋に改装され、住んでいる人もいるという。一部の部屋は荒らされ、損壊した部分もあった。

　住民によると、管理人は裏のビルに住むインド人。管理人に事情を聴いたところ、上司であるインド人の知人が商業ビルで事業をしており、管理人として雇用されたと話した。タイ人男性は、インド人との交渉を希望。管理人は、上司はインドに帰国しているので、戻ったら知らせるという。

　タイ人男性は、土地やビルの権利証書を提示し、ビルへの人の立ち入りを禁止した。賃貸で住んでいる住民は、事業をしているインド人が戻るまで生活して良いという。