米イラン攻撃、国際法でどのような評価あるか検討必要=石破首相
石破茂首相は通常国会閉会を受けて23日夜記者会見し、米国によるイラン攻撃は国際法上認められるかとの質問に対し、確定的な法的評価をわが国が現時点でするのは困難だとした上で「いろいろな議論があるのは承知している。どのような評価があり得るのか、常に検討していかねばならない」と述べた。
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コラム:「有事のスイスフラン買い」に垣間見える不透明感=尾河眞樹氏
ドル/円は、6月以降騰勢を強めており、146円台に上昇した。市場ではドル/円が強含んだ背景として、6月13日にイスラエルがイランの核関連施設を攻撃し、その後イランが報復攻撃を行うなど、情勢が緊迫化したことによる「有事のドル買い」との見方が強い。しかし、64カ国の通貨に対するドルの値動きを表すドルの名目実効為替レートを見ると、確かにこの数日間は小幅に上昇しているが、基本的にはドルは年初来の下落トレンドを脱してはいない状況で、パンデミックの際に見られたような本格的な「有事のドル買い」にはほど遠いことがわかる。同様に、円の名目実効為替レートも足下は下落傾向で、「リスク回避の円買い」にもなってはいないようだ。
イスラエル、イラン首都に大規模攻撃 政治犯収容刑務所も対象
イスラエル軍は23日、イランの首都テヘランにこれまでで最も激しい攻撃を実施、政治犯を収容する刑務所も攻撃した。
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アングル:イラン核開発、米軍爆撃でも知識は破壊できず 北朝鮮の二の舞懸念
トランプ米大統領は米軍の攻撃によりイランの主要核施設が「壊滅」したと表明したが、今回の攻撃でイランの核開発計画に遅れが生じたとしても、核兵器の保有に向けた動きを阻止することは困難との指摘が専門家かからでている。