おーーーい! タイ料理が大好きなみんな聞いてくれーーーー!! なんとミニストップが『ガイヤーン』を売り始めたぞォォォオオオ! まさかコンビニでガイヤーンを目にする日が来るとは……これを胸アツと言わず何と言おう?

日本人の口にも合うタイ料理として知られる『ガイヤーン』であるが、トムヤムクンやカオマンガイと比較するとまだまだ知名度が低いことは事実。……が、ミニストップが火付け役となり、もしかしたら空前の “ガイヤーンブーム” が巻き起こる……かもしれない。

・タイの焼鳥「ガイヤーン」

2022年9月16日から、全国のミニストップで『ガイヤーン』の取り扱いが始まった。タイ語で「ガイ = 鶏」「ヤーン = あぶり焼き」なので、ざっくり言えば「タイの焼鳥」と考えればいいだろう。

日本のタイ料理店で食べるガイヤーンは、串焼きではなく むね肉やもも肉が1枚ペロッと焼かれているスタイルが多いが、確かにコンビニで売るなら串焼きの方が向いているハズ。タイに行くと屋台で串焼きのガイヤーンも売ってるもんね!

そのガイヤーンは、ナンプラーやニンニクなどで味付けした鶏肉を焼いたもので、辛いタレやスイートチリソースに付けて食べることが多い。ソースに付けないでも食べられるが、単体だとトムヤムクンのようなパンチは無く、どちらかというとあっさりとした味わいだ。

・ダイエッターに刺さる可能性

今では焼鳥を扱うコンビニも珍しくなくなったが『ガイヤーン』とは非常にいいところに目を付けたぞ、ミニストップ! このご時世、ガイヤーンは全国9000万人のダイエッターたちに刺さる可能性も低くあるまい。

というわけで、近所のミニストップで『ガイヤーン』を購入し、さっそく食べてみることにした。なお、ガイヤーンを全く知らなかった当サイトのメンバーにも、ミニストップのガイヤーンを試食してもらったゾ。

価格が218円するだけあって、1本1本はかなりボリューミー! タンパク質は16グラム!! で、気になるお味はと言うと……


あら! 結構イケる!!


ズバリ、お店で食べるガイヤーンとは違うが、これはこれでウマい! ナンプラーの風味もそうだが、フワッと香るパクチーとピリ辛な味付けが “エスニック感” をメチャメチャ演出している!! この味付けはコンビニの焼鳥にはなかった!

・マジで優秀かも

ガイヤーン初体験の原田と亀沢も「これはありですね、タイの風を感じました」「ボリューミーだしおいしいよ!」と言っていたから、ドギツいエスニック風味でもないのだろう。ミニストップのガイヤーン、マジでありかもしれない。

おそらく世の中には「サラダチキンはもう飽きた」という方も少なからずいらっしゃるハズ。ローソンの「たんチキ」にも言えることだが、こういった「いつものと違うタンパク質」はダイエッターにとって非常にありがたい存在ではないだろうか? これならしばらくは食べ続けられそうや……!

個人的には、ガイヤーンに目を付けただけではなく、実際に商品化までこぎつけたミニストップは非常に立派だと思う!! 規模的にセブンがいきなり全国でガイヤーンは無理だもんね? ミニストップのアグレッシブな姿勢に敬意を表します。

というわけで、タイ料理やエスニック料理が苦手でなければ、ぜひともオススメしたいミニストップのガイヤーン。全然売れずにひっそりと終売になる可能性もゼロではないので、気になる方はお早めにどうぞ。

参考リンク:ミニストップ「タイの焼鳥ガイヤーン(PDF)」
執筆:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.