米政権が医薬品の国内生産推進で企業と契約、19日に発表=米紙

米政権が医薬品の国内生産推進で企業と契約、19日に発表=米紙
 5月19日、米紙ニューヨーク・タイムズ(NYT)電子版は18日、、米政府が新型コロナウイルス感染症治療に必要な医薬成分やジェネリック(後発薬)の国内生産に向けた、企業との3億5400万ドルの契約締結を発表する見通しだと伝えた。写真はトランプ米大統領。ホワイトハウスで18日撮影(2020年 ロイター/LEAH MILLIS)
[19日 ロイター] - 米紙ニューヨーク・タイムズ(NYT)電子版は18日、米政府が新型コロナウイルス感染症治療に必要な医薬成分やジェネリック(後発薬)の国内生産に向けた、企業との3億5400万ドルの契約締結を19日に発表する見通しだと伝えた。
米政府は、医薬品の生産を海外から米国に移そうとしており、契約はその取り組みの一環。
ナバロ米大統領補佐官はNYTとのインタビューで、今回の契約を「国内に医薬品の生産・サプライチェーンを確立する米国の取り組みにとって歴史的転換点」と称した。
NYTによると、厚生省傘下の機関が、フロウ(Phlow)と期間4年の契約を締結した。フロウはシビカ、アムパックなどで編成する民間部門のチームを先導する。フロウは、米バージニア州に本拠を置くジェネリックメーカーで、インドや中国を中心に海外で医薬品を生産している。
アザー厚生長官は19日午前に発表する予定の声明で、「健康上の脅威から自らを守るために国内の能力を再構築する上で大いなる前進」と表明するという。

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