イラン、核開発に向かうか判断は時期尚早=イスラエル閣僚

イラン、核開発に向かうか判断は時期尚早=イスラエル閣僚
 1月7日、イランがウラン濃縮に関する一切の制限を撤廃すると発表したことに関連し、イスラエルのシュタイニッツ・エネルギー相(写真)は、イランが核兵器開発に向かっているか判断するのは時期尚早との見方を示した。アテネで2日撮影(2020年 ロイター/COSTAS BALTAS)
[エルサレム 7日 ロイター] - イランがウラン濃縮に関する一切の制限を撤廃すると発表したことに関連し、イスラエルのシュタイニッツ・エネルギー相は7日、イランが核兵器開発に向かっているか判断するのは時期尚早との見方を示した。
同相は、イランが原子爆弾の開発に向かっているかとの地元ラジオの質問に対し、「判断は時期尚早だ」と答え、「状況を見守る必要がある」と述べた。
イラン政府は5日、ウラン濃縮に関して一切の制限を撤廃すると発表し、2015年に主要6カ国と結んだ核合意からさらに逸脱する姿勢を打ち出した。
シュタイニッツ氏は、イランの核兵器保有を容認しないとするネタニヤフ首相の立場をあらためて強調した。
ただ、「イスラエルは外側に立って状況を見ている」とも述べ、米国とイランの対立から距離を置く姿勢もにじませた。
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