米誌タイム「今年の人」に環境活動家グレタさん、最年少で選出

米誌タイム「今年の人」に環境活動家グレタさん、最年少で選出
米誌タイムは、毎年恒例の「パーソン・オブ・ザ・イヤー(今年の人)」にスウェーデンの環境活動家グレタ・トゥンベリさん(16)を選んだ。写真はタイムからの提供写真。(2019年 ロイター)
[ニューヨーク/マドリード 11日 ロイター] - 米誌タイムは、毎年恒例の「パーソン・オブ・ザ・イヤー(今年の人)」にスウェーデンの環境活動家グレタ・トゥンベリさん(16)を選んだ。最年少での選出となる。
グレタさんは15歳の時に、毎週金曜日に学校を休み、スウェーデン議会の前で政府に地球温暖化防止を訴える抗議活動を始めた。その活動は世界中の人々の心をつかみ、今年9月には世界各地で約400万人がデモ行進した。
タイムは、抗議活動開始から16カ月の間にトゥンベリさんが国連で各国指導者を前に演説し、ローマ教皇に面会したほか、米大統領と応酬を交わしたなどと指摘。
作家のマーガレット・アトウッドさんがトゥンベリさんをジャンヌ・ダルクになぞらえ、英英辞書「コリンズ」の編集部がトゥンベリさんが始めた「気候ストライキ」を今年の流行語大賞に選んだことにも言及した。

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