英総選挙、保守党が安定多数確保の見通し

英総選挙、保守党が安定多数確保の見通し
 11月23日、英紙サンデー・タイムズに掲載されたデータプラクシスによる世論調査の分析によると、ジョンソン首相率いる与党・保守党は12月12日の総選挙で過半数を約50議席上回り、安定多数を確保する見通し。写真は保守党の選挙公約を発表する会場に到着したジョンソン氏。11月24日撮影(2019年 ロイター/Phil Noble)
[ロンドン 23日 ロイター] - 英紙サンデー・タイムズに掲載されたデータプラクシスによる世論調査の分析によると、ジョンソン首相率いる与党・保守党は12月12日の総選挙で過半数を約50議席上回り、安定多数を確保する見通し。
保守党は57議席増の約349議席を獲得する見通し。 一方、労働党は約30議席減の213議席となるとみられる。
下院定数は650だが、実質的な過半数には幅がある。
データプラクシスの分析によると、スコットランド民族党(SNP)は14議席を積み増して第3党の地位を固めるとみられる。
分析は調査会社ユーガブによる27万件の聞き取り調査に基づいている。
ユーガブが23日公表した世論調査によると、保守党の得票率は42%と、労働党を12ポイント上回るとみられる。

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