マサチューセッツ州前知事が出馬へ、米大統領選民主指名争い=報道

マサチューセッツ州前知事が出馬へ、米大統領選民主指名争い=報道
米マサチューセッツ州のデュバル・パトリック前知事(左)が2020年米大統領選の民主党候補指名争いに出馬する意向を関係者に伝えたと、米紙ウォール・ストリート・ジャーナルが13日報じた。マサチューセッツ州ケンブリッジで2015年5月撮影(2019年 ロイター/BRIAN SNYDER)
[ワシントン 13日 ロイター] - 米マサチューセッツ州のデュバル・パトリック前知事が2020年米大統領選の民主党候補指名争いに出馬する意向を支持者らに伝えたと、米紙ニューヨーク・タイムズ(NYT)を含む米メディアが13日に伝えた。
パトリック氏(63)はアフリカ系米国人として初めて同州の知事を務めた人物で、オバマ前大統領に近い。知事を退任した2015年以降は米投資会社ベイン・キャピタルのマネージング・ディレクターを務めてきた。
民主党内で広く尊敬を集めているものの、20人近い候補が乱立する同党の指名争いでは苦戦が予想される。
正式な出馬表明はないものの、マイケル・ブルームバーグ前ニューヨーク市長は12日、アーカンソー州の民主党予備選への候補者名簿に登録しており、2016年大統領選の民主党候補だったヒラリー・クリントン氏は英BBCとのインタビューで、立候補の可能性を排除しなかった。
パトリック氏は昨年、出馬を検討したが断念した経緯がある。ただ、NYTによると、13日に民主党の支持者らに電話し、出馬の意向を伝えたという。
米CNNは、14日に恐らくビデオメッセージで正式な出馬の発表がある見込みだと伝えている。
*内容を追加しました。

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