米富豪の被告が自殺、トランプ大統領と親交

米富豪の被告が自殺、トランプ大統領と親交
 8月10日、少女らへの性的虐待などの罪で起訴された富豪ジェフリー・エプスタイン被告(66)が、米ニューヨーク・マンハッタンの施設内で死亡しているのが見つかった。7月10日、提供写真(2019年 ロイター/New York State Division of Criminal Justice Services)
[ニューヨーク 10日 ロイター] - 少女らへの性的虐待などの罪で起訴された富豪ジェフリー・エプスタイン被告(66)が10日、米ニューヨーク・マンハッタンの施設内で死亡しているのが見つかった。関係筋によると、エプスタイン被告は首をつった状態で発見された。自殺とみられている。
トランプ米大統領やクリントン元大統領と親交があったことで知られるエプスタイン被告は、7月6日に性的虐待などの容疑で逮捕された。本人は罪を否定したが、保釈は認められていなかった。
バー司法長官は声明で「エプスタイン氏の死は、究明しなければならない深刻な疑問を提起している」と表明し、連邦捜査局(FBI)と司法省当局が調査を開始すると明らかにした。
エプスタイン被告は前月、施設内で意識を失っている状態で発見された。首にあざがあり、当局が自殺か何者かに攻撃を受けた可能性で調査していた。
関係筋によると、エプスタイン被告は、自殺の可能性があるとして監視対象となっていたが、最近になって監視対象から外されていたという。監視対象から外された理由は分かっていない。

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