米中、会って話し合うことが重要=王毅外相

米中、会って話し合うことが重要=王毅外相
 8月1日、中国の王毅国務委員兼外相(左)は、バンコクでポンペオ米国務長官(右)と会談した。会談後、王氏は、いかに多くの問題が生じようとも、米中が実際に会い、協力することが重要と述べた。バンコクで撮影(2019年 ロイター/JONATHAN ERNST)
[バンコク 1日 ロイター] - 中国の王毅国務委員兼外相は1日、バンコクでポンペオ米国務長官と会談した。会談後、王氏は、いかに多くの問題が生じようとも、米中が実際に会い、協力することが重要と述べた。
ポンペオ長官との会談では、いかにして安定した二国間関係を推進するかについて話し合ったとした。ポンペオ長官は王氏に、中国の発展を押さえ込むことが米政府の狙いではないと説明し、台湾に関して、米国が「一つの中国政策」にコミットしていると再確認したという。
王氏は、米国が北朝鮮との非核化協議を再開する姿勢を中国は歓迎するとし、中国としても米朝協議の再開に向けた良好な環境作りに取り組む意向だと述べた。
米中は7月30日から31日にかけて閣僚級の通商協議を行ったが、進展は乏しく、9月に再び協議することで合意した。[nL4N24W3CT]

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