トヨタ、BYDとEV・電池を共同開発 20年代前半に中国投入

[東京 19日 ロイター] - トヨタ自動車<7203.T>は19日、中国の電気自動車(EV)メーカー、比亜迪股分有限公司(BYD)<002594.SZ><1211.HK>とEVを共同開発することで合意したと発表した。開発するEVの車種はセダンと低床のスポーツ多目的車(SUV)のタイプ。トヨタブランドで2020年代前半に中国市場への投入を目指す。開発車両などに搭載する電池の開発も共同で進める。
トヨタはEVなど電動車の年間世界販売で2025年に550万台に増やす計画を表明しており、中国メーカーとの連携でEV戦略を推進する。
17日には中国・寧徳時代新能源科技(CATL)<300750.SZ>と新エネルギー車(NEV)用電池の供給・開発などで包括提携すると発表したばかり。
トヨタは20年には中国でSUVの「C-HR」と「イゾア」のEVモデルを投入する予定。
*内容を追加しました。

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