次期英首相候補ジョンソン陣営、2020年夏の総選挙実施を計画＝英紙
７月１７日、英紙タイムズは、次期英首相の最有力候補と目されるジョンソン前外相（写真）の陣営が２０２０年夏の総選挙実施を目指していると伝えた。すでに保守党としての選挙準備に向けて資金集めを開始したという。コルチェスターで１３日撮影（２０１９年 ロイター／PETER NICHOLLS）
［ロンドン １７日 ロイター］ - 英紙タイムズは１７日、次期英首相の最有力候補と目されるジョンソン前外相の陣営が２０２０年夏の総選挙実施を目指していると伝えた。すでに保守党としての選挙準備に向けて資金集めを開始したという。
ジョンソン氏とハント外相が争う保守党党首選の結果は２３日に発表される。
次回選挙は２０２２年に予定されており、ジョンソン、ハント両氏とも、前倒しの実施は計画していないと公言している。
タイムズによると、ジョンソン陣営は、２０２０年の選挙実施に向けてさらなる資金確保を計画。陣営の幹部は「（野党・労働党党首の）コービン氏がいるうちに実施してしまいたい、という希望がある」と述べ「労働党は完全に分裂している。ブレグジット（英のＥＵ離脱）が党を崩壊させている。労働党は総選挙を戦える状態にない」と指摘したという。
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