英与党保守党、総選挙で第3位に転落する見通し=世論調査

英与党保守党、総選挙で第3位に転落する見通し=世論調査
 5月30日、英タイムズ紙の依頼で調査会社ユーガブが実施した世論調査で、いま総選挙が行われた場合、メイ首相率いる保守党が、少なくとも過去100年間で初めて、上位2党に入れず3位に転落する見通しであることが分かった。写真はスピーチを行うメイ首相。ロンドンで撮影(2019年 ロイター)
[30日 ロイター] - 英タイムズ紙の依頼で調査会社ユーガブが実施した世論調査で、いま総選挙が行われた場合、メイ首相率いる保守党が、少なくとも過去100年間で初めて、上位2党に入れず3位に転落する見通しであることが分かった。
調査では、英国で最も古い政党である保守党の支持率が19%と、欧州連合(EU)離脱(ブレグジット)を巡る事態の紛糾にいらだつ国民が主要政党に鉄拳を下す構図が浮き彫りとなった。
より穏健な方法でのブレグジットを提唱している主要野党労働党の支持率も19%で、やはり3位になる見通し。
ブレグジット撤回に向け国民投票の再実施を求める自由民主党の支持率は24%と、最大政党に躍進するとみられている。
第2位になるとみられるのは、ナイジェル・ファラージ党首のもとでEU離脱を掲げるブレグジット党で、支持率は22%の予想だった。

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