ビジョン・ファンド、ウーバー株など担保に40億ドル借り入れへ=FT
[30日 ロイター] - ソフトバンクグループ<9984.T>のビジョン・ファンドは、出資先のウーバー・テクノロジーズ、スラック・テクノロジーズ、ガーダントヘルスの株式を担保に40億ドルを借り入れることを検討している。英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)が、直接関与している関係筋の話として報じた。
報道によると、ビジョン・ファンドは3社の株式を担保とした融資についてゴールドマン・サックスなど銀行と協議している。株式の価値が一定水準を下回った場合、ビジョン・ファンドは現金を差し入れる必要があるという。
リフィニティブのデータによると、ソフトバンク・インベストメント・アドバイザーズ(英国)はウーバーとガーダントヘルスの筆頭株主で、それぞれ12.88%と30.74%の株式を保有する。
ビジネス対話アプリのスラック・テクノロジーズは6月20日に新規株式公開(IPO)を予定している。
ゴールドマン、ソフトバンク、ウーバー、スラック、ガーダントヘルスは取材に応じていない。
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