【ドル円短信】5日午前 円安、米雇用堅調に米中協議進展期待で(FXニュース)

5日(金)10:30時点の米ドル円為替レートは、今日早朝より小幅に円安となる111.68円前後で推移しています。

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米雇用堅調と米中協議進展期待で円安

昨夜NY時間に発表となった米・前週分新規失業保険申請件数は予想を下振れ、1969年以来となる低い水準である20.2万件まで減少(=雇用状況が改善)しました。

これを受け市場では、米国の労働市場が堅調であるとしてドル買いが進行し、さらに米トランプ大統領と中国・劉鶴副首相との会談を経て米中首脳会談が実現するのではとの期待感も支えとなり、昨日の心理的節目であった200日移動平均線の111.48円を上抜けて111.60円台まで上昇しました。

今日の東京時間9:00となると、今度は習近平・中国国家主席より、米との貿易協議で早期決着を求めているとの報道が出て、こちらも一時ドル買いの要因となり、さらに国内企業のドル買いが集中しやすいゴトー日(5・10日)であることもあり、レートは一時111.80円台を付けました。

その後は買い一巡で軟化し、10:30現在は、111.68円まで値を下げています。

日中の上値めどは111.80円近辺か

今日も市場のリスクオン的心理は維持されており、また心理的節目であった111.48円も上抜けたことで、ドル買いの入りやすい地合いとなっています。

現在のドル円オーダー状況を見ると、111.80円近辺で厚い売りが入っており、ストップロス買いはやや解消されていることから、今日日中はこのあたりが上値めどとなりそうです。

一方下値方向では、111.55円にやや厚いストップロス売りが入っているものの、111.40円近辺で買いが厚く、今日日中は、111円中盤で下値の堅さを示しそうです。

 

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