NY司法当局、トランプ氏の事業を調査=NYタイムズ

NY司法当局、トランプ氏の事業を調査=NYタイムズ
 3月12日、ニューヨーク・タイムズ紙が11日遅く報じたところによると、ニューヨーク司法当局は、ドイツ銀行、インベスターズ・バンク、トランプ・オーガナイゼーションの複数のプロジェクトの関係を調査している。写真は2018年11月撮影(2019年 ロイター/Carlos Barria)
[12日 ロイター] - ニューヨーク・タイムズ紙が11日遅く報じたところによると、ニューヨーク司法当局は、ドイツ銀行、インベスターズ・バンク、トランプ・オーガナイゼーションの複数のプロジェクトの関係を調査している。
匿名筋の情報として報じた。ニューヨーク司法当局は11日遅くに両行に召喚状を送った。これにより、ドイツ銀行とトランプ大統領の取引について新たな方面での調査が始まったという。
民主党が主導する下院の情報委員会と金融委員会も、トランプ氏とドイツ銀行の関係を含め、同氏の資金調達とビジネスに関する調査を進めている。
ドイツ銀行は、トランプ・オーガナイゼーションの不動産事業に多額の融資を行っている。
同紙によると、今回のドイツ銀行に対する調査は、トランプ氏の元顧問弁護士マイケル・コーエン被告の先月の議会証言を受けて開始された。
インベスターズ・バンクに対する召喚状は、同行が関与した「トランプ・パーク・アベニュー」プロジェクトに関連する記録を求める内容という。
ニューヨーク司法当局、トランプ氏の代理人、インベスターズ・バンクのコメントはとれていない。ドイツ銀行はコメントを控えている。

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