北京市の土地市場では今、かつてなく激しい土地争奪戦が起きている。6日の午前中、北京商務中心区(CBD)の中心エリアの土地9区画の競売がスタートし、最高入札価格は246億を超えた。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。
競売は北京市国土局の取引ロビーで行われ、中信集団、招商銀行、安邦保険、蘇寧電器、万通地産をはじめとする金融界と不動産界の大手企業数十社が参加し、9区画の土地をめぐって争奪戦を繰り広げた。最高入札価格は246億5500万元に達し、建物の床面積で計算すると1平方メートルあたり2万2619元、土地面積で計算すると1平方メートルあたり33万8千元になる。
今回競売にかけられた9区画の土地はCBD中心エリアに残された数少ない土地で、朝陽区国貿橋の北東の角地にあり、長安街と東三環路とが交差する地点に位置する。昨年にも同中心エリアの6区画の土地(建築面積114万平方メートル)が市場に出回り、インドネシア、タイ、大陸部などに在住の東南アジアの富豪グループの間で奪い合いとなり、最終的に222億5千万元で売却された。建物の床面積で計算すると1平方メートルあたり1万9523元の値をつけたことになる。
6日の午後4時の時点で、今回の競売の最終結果はまだ発表されていない。(編集KS)
「人民網日本語版」より
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