米バークシャー、加州でのリチウム採掘合意巡る報道否定

米バークシャー、加州でのリチウム採掘合意巡る報道否定
 1月20日、米著名投資家ウォーレン・バフェット氏(写真)が率いる投資会社バークシャー・ハザウェイの傘下企業は20日、カリフォルニア州に保有する地熱井からリチウムを採掘することを可能にする合意を締結したとの報道を否定した。ネブラスカ州で昨年5月撮影(2019年 ロイター/Rick Wilking)
[20日 ロイター] - 米著名投資家ウォーレン・バフェット氏が率いる投資会社バークシャー・ハザウェイの傘下企業は20日、カリフォルニア州に保有する地熱井からリチウムを採掘することを可能にする合意を締結したとの報道を否定した。
バークシャー・ハザウェイ・エナジーの広報担当ジェシー・ストロウン氏はロイターの問い合わせに対して電子メールで「カリフォルニアの地熱井からリチウムや他の鉱物を採掘することを可能にする合意は誰とも結んでいない」とコメントした。
リチウム採掘に関する合意については英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)が報じていた。FTは関係者の話として、バークシャーが米電気自動車メーカーのテスラにリチウムを供給する方向で交渉していると伝えた。
バークシャーが保有する抗井は、年間9万トンのリチウムの生産能力があり、現行の市場価格では15億ドル相当になるという。
テスラはコメントの求めにこれまでのところ応じていない。
*内容を更新します。

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