ルノー次期トップ、ミシュランCEOが適任の可能性=仏財務相

ルノー次期トップ、ミシュランCEOが適任の可能性=仏財務相
 1月20日、フランスのルメール経済・財務相は、自動車大手ルノーのカルロス・ゴーン会長兼最高経営責任者(CEO)の後任について、タイヤ大手ミシュランのジャンドミニク・スナールCEOが適任かもしれないとの考えを示した。写真はパリ近郊にあるルノー本社。2018年11月撮影(2019年 ロイター/File Photo)
[パリ 20日 ロイター] - フランスのルメール経済・財務相は、自動車大手ルノーのカルロス・ゴーン会長兼最高経営責任者(CEO)の後任について、タイヤ大手ミシュランのジャンドミニク・スナールCEOが適任かもしれないとの考えを示した。
仏日曜紙ジュルナル・デュ・ディマンシュとのインタビューで述べた。
同相は、後任としてスナール氏が適任かとの質問に「(ルノーの)取締役会が、指名委員会から提示された案を検討することになる」と発言。
「フランス政府は株主として発言権を持つことになる。私に言えるのは、ジャンドミニク・スナール氏は自動車業界で有能さが認められているということだ」と述べた。
ルノー・日産の株主構成を変更する可能性については「議題になっていない」と述べた。
フランス政府はルノーの株式の15%を保有。ルノーは日産自動車<7201.T>の株式の43.4%を、日産はルノー株の15%をそれぞれ保有している。

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