ローゼンスタイン米司法副長官退任へ、ロシア疑惑捜査を監督

ローゼンスタイン米司法副長官退任へ、ロシア疑惑捜査を監督
 1月9日、ローゼンスタイン米司法副長官が数週間中に退任する見通しとなった。昨年10月撮影(2018年 ロイター/JONATHAN ERNST)
[ワシントン 9日 ロイター] - ローゼンスタイン米司法副長官が数週間中に退任する見通しとなった。米司法省当局者が9日、明らかにした。
ローゼンスタイン氏は、ロシアの2016年米大統領選介入疑惑を巡るモラー特別検察官の捜査を監督し、トランプ大統領にたびたび不満をぶつけられていた。
ホワイトハウスのサンダース報道官はFOXニュースのインタビューで、ローゼンスタイン氏退任について問われ、「大統領やホワイトハウスが追い出す意向だったとは考えていない」と述べた。
トランプ氏は、セッションズ前司法長官の後任にウィリアム・バー氏を指名しており、上院委員会が来週に承認公聴会を開いた後、本会議が承認を審議する段取りとなっている。
同当局者によると、ローゼンスタイン氏はバー氏の指名承認後に退任する考えという。

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