英貿易相、EUとFTA結ぶには移行期間延長が必要と指摘=英紙

英貿易相、EUとFTA結ぶには移行期間延長が必要と指摘=英紙
 10月17日、英国のフォックス国際貿易相は、来年3月の欧州連合(EU)離脱に関し、EUと自由貿易協定(FTA)を結ぶためには離脱後の移行期間を延長する必要があるとの見解を示した。写真は同国際貿易相。9日にロンドンで撮影(2018年 ロイター/Simon Dawson)
[17日 ロイター] - 英国のフォックス国際貿易相は、来年3月の欧州連合(EU)離脱に関し、EUと自由貿易協定(FTA)を結ぶためには離脱後の移行期間を延長する必要があるとの見解を示した。17日付の英紙タイムズが報じた。
同紙が関係筋の話として報じたところによると、フォックス氏は2020年12月までとされている移行期間を「数カ月」引き延ばす可能性に言及したという。
また、同紙によると、メイ首相はブレグジット(英国のEU離脱)交渉の行き詰まりを打開するするために、移行期間の延長を検討するよう要請を受けている。
英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)は16日、EUのバルニエ首席交渉官が移行期間を1年延長する可能性を排除していないと報じている。

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